1はじめに
絵本は、子どもの想像力を育み、親子の時間を豊かにしてくれる大切なアイテム。
今月も、書店やネットで話題になっている「今、売れてる絵本」をピックアップしました!
今回紹介する絵本は、子どもが夢中になれるだけでなく、親が読んでも楽しめる作品ばかりです。
さらに、3月は春休みが始まる時期。
新生活を迎える子どもたちにぴったりな1冊や、家でじっくり読み進める本を選ぶのもおすすめです!
では、2025年3月の今、読まれてる、
旬な絵本をチェックしていきましょう!
2. 話題の絵本5選
①『大ピンチずかん2』
– ピンチの理由がわかれば怖くない!人気シリーズ第2弾

📖著者:鈴木のりたけ
📘出版社:小学館
📅発売日:2023年
「子どもにとっての『大ピンチ』って、どんなこと?」
『遠足にお弁当を忘れた!』
『先生のことを「お母さん」と呼んでしまった!』
『便座を上げたまま座ってしまった…!』
子どもたちの身近に潜む”大ピンチ”を、ユーモアたっぷりの絵と文章で楽しく紹介してくれるのが、この『大ピンチずかん』。
思わず「あるある!」と共感しながら、ピンチをどう乗り越えるか考えるきっかけにもなる絵本です。
💬読者の声
「幼稚園から帰ってきた長男が、『今日はこんなピンチがあったよ!』と話してくれるようになりました。」
「予期しない出来事に弱い子が、いつもの日常にたくさんある大ピンチを、楽しんで受け止めることができるようになりました。」
👀注目ポイント
- クスッと笑える解決策も面白い!
- 親子で「もしこうだったら?」と考えるきっかけに!
- 『大ピンチずかん3』ももうすぐ発売予定!シリーズで揃えて楽しめる!
今作では、「大ピンチグラフ」という新しい視点で分析し、
ピンチの理由や対処法を楽しく学べるのがポイント!
②『クジラがしんだら』 – 命の終わりからはじまる、ふしぎないのちのつながり

📖著者:江口絵理(文)/ かわさきしゅんいち(絵)/ 藤原義弘(監修)
📘出版社:童心社
📅発売日:2024年
クジラが死んだ、その体はどうなるのか?
「死から始まる生」をテーマに、海の生態系の不思議なつながりを描いた絵本です。
深海はえさが少ない、生き物たちにとっては限界な環境。
そんな中で、クジラの骸の死は「巨大な食べ物の塊」となり、多くの生き物たちの命を支えます。
サメやアナゴが肉を食べ、タカアシガニやグソクムシが残りを処理し、最終的にはホネクイハナムシが骨を分解する…。
💬読者の声
「環境問題や生態系についても考えさせられる内容。死を無駄なものとせず、命を受け継いでいく大切さが伝わる。」
「魚・深海の生き物が好きな子におすすめ!可愛い感じではなく、環境や生命の循環をリアルに伝えるメッセージがこめられている。」
👀注目ポイント
- 「死」から生まれる新たな命の視点が学べる
- 美しいイラストで描かれる深海の世界
- 生態系や環境問題に興味を持つきっかけに
楽しいお話ではなく、じっくり考える絵本。3~4年生ぐらいの子にもおすすめです。
③ 『パンどろぼう』 – 子どもがドハマり!何度も読みたくなる絵本

📖作品:柴田ケイコ
📘出版社:KADOKAWA
📅発売日:2020年(シリーズ確定100万部突破!)
パンが大好きすぎて、ついに「パンを盗む」ことにしたパンどろぼう。
でも、パンどろぼうが盗んだパンは……? 予想外の展開に思わず笑ってしまって、大人気シリーズです!
💬読者の声
「3歳の息子がハマりすぎて何度も読んでいます!」
「シリーズで揃えたくなる面白さ!起承転結がしっかりしていて、大人も楽しめる」
「パンどろぼうの家に、パン型の家具があって可愛かった!勉強にもなる」
👀注目ポイント
✔ウケ抜群!何度も読んで大笑いする子続出!
✔パンがリアルで美味しそうだ!いろんな種類のパンが登場し、パン好きには試合
✔シンプルだけどクセになるストーリー
🐾シリーズ作品も続々登場!
『パンどろぼうVSにせパンどろぼう』『パンどろぼうとほっかほっカー』など、どれも大人気!
④『きみのことがだいすき』 – 大切な人へ届けたい、愛に溢れたメッセージ絵本

📖作・絵:いぬいさえこ
📘出版社:パイインターナショナル
📅発売日:2022年2月14日
リスの親子が暮らす森。小さな動物たちの会話をのぞいてみると、
そこにはたくさんの優しさと愛の言葉があふれていました。
「かなしい気持ちは、ふたをしなくていいんだよ。」
「あなたは、よいこ。なにかを じょうずに できなくても。みんなと 同じように できなくても。」
こんなに温かい言葉の数々が、つらいときや落ち込んだとき、そっと心を癒してくれる1冊です。
💬読者の声
「触れたくなるような温かみのある絵が特徴。言葉とともに、心が癒されます。」
「子どもだけでなく、大人の心にも響く内容。育児で疲れたときに読んで、優しい気持ちになりました。」
「寝る前のルーティンにぴったり。親子の絆を深める一冊です。」
👀注目ポイント
✔親子で読むと、自然と愛情が伝わる
✔心に寄り添う言葉と、温かいイラスト
✔プレゼントにもピッタリ!子育て中のママ・パパにも贈る
👶子どもへの読み聞かせはもちろん、出産祝い・誕生日プレゼントにもおすすめ!
⑤『だいじ だいじ どーこだ? 』 – 「じぶんのからだ」を知る、性教育のはじめの一歩

📖作品:遠見才希子(文) / 川原瑞丸(絵)
📘出版社:大泉書店
📅発売日:2021年7月9日
性教育の始まりは、「じぶんのからだ」を知ることから。
この絵本では、子どもにもわかりやすく
「プライベートパーツ(口・胸・性器)」の大切さを伝えながら、
自分も他人も大事な存在であることを認識するためのメッセージが込められています。
性教育は特別なものではなく、日常の中で自然に伝えていくことが大切です。
この絵本では、作者自身の子どもとのエピソードをついでに、
「体の名前を知ること」「見ていい・いけないの違い」「大人でも許可が必要なこと」
など、基本的なルールを学べるようになっています。
💬読者の声
「子どもに性について伝える最初の本としてぴったり!周りからの評判も良いです。」
「幼稚園のタイミングで購入。お風呂で『ここは大事だから自分で洗う!』と学びに繋がっていました。」
「性教育の初めにちょうど良い。大事なことが描かれているけど、そこまで踏み込んだ内容ではなくて、幼児にも受け入れやすい。」
👀注目ポイント
✔ 「じぶんのからだを大切にすること」を自然に学べる
✔カラフルなイラストとシンプルな文章でわかりやすい
✔性教育の入門書として、家庭でも学校でも活用できる
「何歳から性教育をすればいいの?」と悩むパパ・ママにとっても、この絵本がきっかけになるかも!
おすすめの選び方&どんな子に合う?
今回取り上げた絵本は、どれも異なる魅力を持ち、様々な楽しみ方ができます。
お子様の年齢や興味に合わせて選んでみてくださいね!
年齢別のおすすめ
✔ 2〜3歳向け
→ 『パンどろぼう』(ユーモアたっぷりで繰り返し楽しめる)
→ 『大ピンチずかん2』(日常の「ピンチ」を面白おかしく学べる)
✔ 3〜5歳向け
→ 『だいじ だいじ どーこだ?』(からだの大切さを学ぶ最初の一冊に)
→ 『クジラがしんだら』(生態系の仕組みを知るきっかけに)
✔ 4〜6歳向け
→ 『きみのことが だいすき』(温かいメッセージが心に響く)
→ 『クジラがしんだら』(少し深いテーマにも興味が出る年齢にぴったり)
4. まとめ
今回は、2025年3月の売れ筋絵本5冊を紹介しました!
3月は新生活の準備が始まる季節。
春から新しい環境に進むお子さんも多い時期ですね。
そんな新生活のドキドキや不安を、絵本で楽しく乗り越えるのもおすすめ!
ぜひ、お子さんにぴったりの1冊を見つけて、親子でほっとする時間を過ごしてみてください♪

